古着屋
着なくなった衣類を売買する文化が発達し、庶民の衣生活を支えました。 古着を着るということは江戸時代では当たり前の文化でした。
TEXTILE RECYCLING
CURRENT STATE
手放された衣類のうち廃棄される割合(日本国内)
私たちの暮らしに欠かせない衣類は、役目を終えたあとも十分に資源として活用されているとは言えません。事業所及び家庭から手放される衣類は年間約79万t。そのうち約64%は廃棄され、リサイクルやリユースに回るのはごく一部です。しかもリサイクルの多くは、ウエスやフェルトなど一度きりの転用にとどまっているのが現状です。
私たちは、回収・選別・再資源化の仕組みづくりを通じて、この流れを少しでも変えていきます。
日本は衣類の約90%以上を輸入に依存しています。家庭から手放す衣類は75.1tにもなり、そのうち66%は廃棄になります。
また、34%はリサイクル、またはリユースをされます。
※出典:環境省「令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務『ファッションと環境』調査結果」を基に当社作成
https://www.env.go.jp/policy/pdf/st_fashion_and_environment_r2gaiyo.pdf
江戸時代の日本は、世界に誇るリサイクル社会でした。衣類は何度も仕立て直され、最後は雑巾や燃料として使い切る「もったいない」の精神が根付いていました。
繊維が高価だった時代、庶民は古着を買い求め、擦り切れるまで使い、それでも残った切れ端は「ぼろ買い」と呼ばれる専門業者が回収しました。繊維は決して「ゴミ」にはならず、最後まで活用されていました。
着なくなった衣類を売買する文化が発達し、庶民の衣生活を支えました。 古着を着るということは江戸時代では当たり前の文化でした。
大人の着物を子供用にリメイクし、一着の衣服を世代を超えて活用していました。 着物は一反の布が同じ比率で無駄なく直線断ちされており、リサイクルを前提とした構造でした。
江戸時代には家具を背負い、使い古した布や紙屑、鉄屑を回収し、再生紙や燃料へと変える専門業者が存在していました。江戸の街には最後まで資源を使い切る知恵が生きていました。
RECYCLING PROCESS
ふとんのリサイクルは大きく分けると、「リフォーム」と「リサイクルコットン」の2種類があります。
ふとんのリサイクルは、今や日本ではほとんど行われていません。 手間がかかるわりに採算が合わないからです。
しかし私たちは開綿機をマレーシアへ移設して、今もふとんのリサイクルを続けています。「モノを最後まで活かす」という思いを、今も受け継いで進化させています。
Reform
中のわたを取り出し、洗浄・再加工して新しいふとんとして蘇らせる方法。古いふとんが新品同様に生まれ変わります。
Recycled cotton
取り出した綿を糸にすることによって、新しい製品へと生まれ変わらせる方法。再生わた化された後は生地や軍手など、いろいろな製品に使用できます。
WIPING CLOTH
ふとんから再生した各種リサイクルコットンを供給しています。
化繊、上わた、赤わた、羊毛、半羊毛がございます。
オゾン殺菌済み・用途やロットなど、お気軽にご相談ください。
RESOURCE & CO₂ REDUCTION
今世界では次の世代のために、省資源とCO₂の削減が課題となっています。多くの企業で廃棄物削減やリサイクル、CO₂排出量削減への対応が求められています。環境省の調査によれば、衣類1着を生産するのにCO₂は約25.5kg排出され、水は2,300L消費されています。
繊維をゴミにしないこと。それだけで、見えないところで地球の負担を減らし続けることができます。私たちは、繊維のリサイクルを通じて、社会全体での資源循環を支援しています。今後これらの活動は継続可能な社会の為にも重要になってくるのではないでしょうか。
のCO₂が排出される
の水が消費される
出典:環境省「ファッションと環境の現状」
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/about/
FUTURE VISION
私たちは、繊維リサイクルを海外へ向けて積極的に展開しています。また、工業用ウエスやフェルト原料としてのリサイクルにも取り組んでいます。
今後「入口=資源の回収」だけではなくリサイクルの「出口=再利用品を使用すること」への参加意識を持つことが重要になります。たとえば公共施設や住宅を新築される際、リサイクル繊維を使用した断熱材や防音材等を積極的に使用することが、その分だけ繊維のリサイクル率を引き上げ「ゴミ減」「省資源」「CO₂削減」に繋がります。
私たちと一緒にこれからの繊維リサイクルについてより深く考えてみませんか?